冊子印刷で実現できることとできないこと

筆者はただ今、ライターを目指して目下勉強中なのですが、何のためにライターになりたいのかと問われると、強い動機がないのが残念なのです。世の中には、自分でミニコミ誌を立ち上げて、冊子印刷なども安くていいところを探して、印刷して配っているという人もいるのです。筆者はそういうことがやりたいのかというと、そうではありません。ただ、自分に合った仕事として、やってみたいなと思っているところなのです。どういうところが、合っていると思うかというと、まず、ラフを描いたりするところが、筆者の原点とつながっているように思えて、おもしろいのです。一枚の紙に、こんな誌面を作ろうと思い、写真やイラストを表現していきます。絵を描くのが好きな方なのです。とはいえ、専門的に勉強したわけではなく、プロのイラストレーターにはなれませんでした。それでも、自分のイメージを描くという作業は、おもしろくてぞくぞくしてきます。筆者は物心ついた時から、絵を描き、お話を作るのが好きだったのです。ですから、小さい頃から好きだったことと、ラフを書くことは筆者の中でちょうどつながっているのです。ラフを描くという作業は、ライターではなく、編集の仕事ではありますが、やってみると、筆者もできそうだと最近思い始めました。今の編集者は、フリーランサーもいるようですし、ライターであっても、こういった企画段階から携われるということもあると思います。ライターの仕事で考えると、文章をいかに磨いていくかというところに、おもしろみを感じます。自分の感じたとおりに、文を書き、展開していきます。それを読者が読んでいくことによって、筆者と同じ体験を味わってもらうことができます。それはそれで、おもしろいことであり、読者の感想を聞いて、筆者が力を入れたところが伝わったり、評価されていたりすると、「やったネ!」という気になるのです。

しかし、筆者の目指すところは、自分の書いたものが、なんらかの社会的な評価を得たらもっといいなということです。ただ書きたいだけならば、自費出版でも、冊子印刷でもすればいいと思います。

しかし、自分がいいと思うだけでなく、それを読んだ他の人もいいと思い、さらに多くの読者を獲得していけたら、うれしいと思うのです。そのためには、自分の個性と、世の中に流布するための公共性を両立させなければいけないのです。今のところ筆者は、それを求めて勉強中なのでした。

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